雑誌情報ファイル

『雑誌情報ファイル』は、出版社から提供された雑誌情報などをもとに、雑誌を多角的に紹介するコーナーです。  

雑誌情報ファイル file no.002 TIME

発行:Time Inc./発売日:毎週火曜日発売(週刊)/創刊:1923年/定価:840円

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(*)号数は54ですが、合併号(年間2回)と特大号(年間2回)は各2号分とカウントするため、冊数は50冊です。


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こんな雑誌

TIME(タイム)は、1923年に世界で初めて「ニュース誌」というコンセプトで創刊された英文週刊ニュース誌。
現在、全世界で440万部が発行されている。

創刊理念は「忙しい現代人のために政治、経済、科学、医学、娯楽、文化と、知識人に求められるあらゆる情報を高度に網羅・凝縮して伝えること」。
以来80年以上の間、各時代の要請に応えながらも、この創刊理念は現在も貫かれている。

タイムはいち早く国際化を推進し、1946年にはアジア版が創刊されている。
さらに1996年からは編集制作体制のグローバル化を実施。今日では、ニューヨーク、トロント、香港、シドニー、ロンドンの5ヶ所に編集部を設け、これらの各編集部から毎週発行されている(日本で読めるアジア版は香港で発行)。
タイムはこうした体制をとることにより、グローバルな視点を維持しつつ各地域の情報ニーズにも応えている。

日本国内では、グローバルな視点から国際情勢を読み解きたいという読者や、ニュース誌の生きた英語を学びたいという読者を中心に読まれている。

2007 Person of the Year

良くも悪くもその年を代表する人物を選定するTIME恒例企画「Person of the Year」。
2007年は、ロシア大統領ウラジミール・プーチン氏が選出された。


TIMEのマネージング・エディタであるリチャード・ステンゲルは、プーチン氏の選出について以下のように述べている。


  • "Putin stands, above all, for stability - stability before freedom, stability before choice, stability in a country that has hardly known it for a hundred years … At a significant cost to the principles and ideas that free nations prize, he has performed an extraordinary feat of leadership in imposing stability on a nation that has rarely known it and brought Russia back to the table of world power. For that reason, Vladimir Putin is TIME's 2007 Person of the Year."
  • "If Russia succeeds as a nation-state in the family of nations, it will owe much of that success to one man, Vladimir Vladimirovich Putin … Through an iron will, a clear vision of what Russia should become, and a sense that he embodied the spirit of Mother Russia, Putin has put his country back on the map. And he intends to redraw it himself."
  • "TIME's Person of the Year is not and never has been an honor. It is not an endorsement … At its best, it is a clear-eyed recognition of the world as it is and of the most powerful individuals and forces shaping the world - for better or for worse. It is ultimately about leadership - bold, earth-changing leadership.”

2007年12月31日・2008年1月7日合併号では、プーチン単独インタビューを掲載。

 

TIMEの名物特集


person of the year
person_of_the_year

TIME誌編集部が、良い意味でも悪い意味でも、その年最も注目を集めた人物を選ぶ年末恒例の特集号。まれに特定の人物以外が選定される場合があり、2006年は「SNSやWikipedia、YouTube等、Web2.0に象徴されるユーザー参加型インターネットサイトを通じて、新しい形態の民主主義に参加している、あなた」が選ばれた。
person of the year
TIME 100

TIME誌が世界で最も影響のある100人を選ぶ人気特集。ステンゲル総編集長は「影響力を測るのは難しいが、我々が求めたのは世界のあり方を変えるような行動、才能、発見を示した人々であり、その影響力とはアイデアや行動を直接伝えるハードなパワーではなくソフトなパワーと言える」と解説。2007年は日本人では、トヨタ自動車の渡辺捷昭社長、任天堂の宮本茂専務が登場した。

person of the year
ASIAN_HEROES

人々に勇気と感銘を与えるヒーローをアジアから選ぶ企画。過去には、日本からもイチロー、中田英寿、松井秀喜ら世界で大活躍するスポーツ選手や俳優の渡辺謙などが選ばれた。アジア諸国からはNBAのヤオ・ミン、ジャッキー・チェン、チェロ奏者のヨー・ヨー・マ、ミャンマーのアン・サン・スー・チー女史など多岐にわたる人物が選ばれている。
person of the year
ENVIROMENT

その原因、因果関係はまだ立証されていないが、地球温暖化自体は事実。TIMEは年次特集を組み、今年も米国をはじめ各国の取り組みや課題を詳細にレポートしている。話題のバイオエタノールが、逆に環境破壊を伴っているという問題点を挙げ、将来的な有望策としてCO2を地下に隔離・貯蔵する方法を報告。また、環境のために私たちが出来る51のアクションを列挙している。

person of the year
ASIAN_JOURNEY

毎年夏のベストセラーを記録するJourney特集号。毎回、定期購読者からは保存版として人気を得、さらにニューススタンドでは通常号を大幅に上回る売上を記録している。Asian Journey特集は毎回読者を魅了する豪華客員執筆陣と著名写真家を起用し、各地の知られざる文化や歴史、そして過去と現在の対比などを通じて各地の新鮮な側面を浮き彫りにする。
person of the year
MIND_and_BODY

8年目を迎えるベストセラー特集。毎年1月に掲載する定番特集です。特集記事内では心身の健康を保つため、最新医学の研究成果、治療法、新薬など多岐にわたる話題を提供。

person of the year
What's_NEXT

「次」に流行るものは何か?教育、医療、スポーツ、芸術、自動車、ビジネス、新技術など、今後注目を集めるであろう目新しい製品やサービスを取り上げる。
person of the year
THE_BEST_OF_ASIA

アジア版編集部独自の視点でピックアップするアジアのさまざまな「ベスト」集。アジア各地のレポーターがホットな現地のお国自慢をピックアップして編纂する。

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COOLEST_INVENTIONS

小児玩具からバイオテクノロジー、医療や航空宇宙の最前線まで、今年発表・発売されたさまざまな新製品やサービスをタイムの取材網を駆使して取り上げる特集。クリスマス前の需要期に発行し、バイヤーズ・ガイドとしての側面も持っている。
person of the year
PICTURE_OF_THE_YEAR

毎年、その年の出来事を最高の報道写真でふり返る。本特集は1971年からLIFE誌が掲載し大反響を得た特集をタイム誌が継承している、伝統ある特集企画。