(2008年3月25日掲載)
こんにちは、特に花粉症の皆さん! ちゃんと生活できてますか? わたしはもうぐずぐずです。アレルギーか風邪か分からない症状になって、喉まで腫れて熱出してます。そんな何ともすっきりしない方々にはうってつけの人生ドラマがあります。しかも巷の女性、、、ま、特に自立した女性の間で特に流行っているものです。アメリカに住む女性たちを描いてはいますが、全女性が、そして絶対男性が、知りたいと願う女性の性の神秘を描いています。といっても、こんな書き出し文じゃ、ドラマの謎は深まるばかり。週刊女性の記事に語ってもらいましょう。
タレントのLiLiCoさんが日本に上陸している海外ドラマの中で、スト―リー・出演者の魅力の両方とも旬でおしゃれで、イけているものを紹介してくれています。私が、「やったー待ってました〜」と思ったのは、『Lの世界』というドラマの紹介。LとはLOVE(愛),LIFE(人生),LIE(嘘),そしてLESBIAN(レズビアン)。『Lの世界』は、今までTVドラマでは本格的に取り上げられることがなかったレズビアンの世界を、自身もゲイ(同性愛者)である製作者がリアルに描き、すでに5年も続いている人気番組、と記事には書かれています。
キャストは映画『フラッシュダンス』主演のジェニファー・ビールス(美しさが全く変わっていません、驚異的です)や『ジャッキー・ブラウン』のパム・グリア以外は、初めて見る女優さんたちですが、みなさん目のくらむようなセクシーな女性たちばかり。
ここで注意しておきたいのは、男性には分かりやすい見た目のセクシーさを持っている人たちではありません。インテリでユーモアがあって、自立した強くてしなやかな女性の面々なのです。
LiLiCoさんも“知らない世界をのぞき見感覚で楽しめるドラマ、女性ならではの悩みや葛藤の描き方が濃い!”とおっしゃってますが、まさにその通り! 私がこのLワールドにはまった理由は、その人間関係のリアルさ、問題提起のリアルさ、性描写のリアルさにあるんですね!。
ストレートでゲイのお友達もいなくて何か分かんなーいという人には、多少ショッキングな内容かもしれませんが、ゲイの男友達が一番ほっとする〜といったようなオナベ的で中性的な精神を持つ女性(私です。。)には一番の心の癒しになるでしょう!
なぜって、男性目線で作られたドラマに多い、男のプライド・偽りの理想主義がないからです。正直だけど、時に稚拙で、それをさらけだせる女性本来の強さ、潔さがテーマですからね。30代の女性たちが主役ですから、もちろん出産事情、レズビアンたちの妊娠ですから人工授精になりますが、アメリカの最先端の不妊治療情報も垣間見ることができます。このドラマについては、何だかまだみんなは知らなくて、自分だけがその魅力を知っているお得感があるんですが、週刊女性に載ったってことは、巷には強力なフォロワーがいるってことですね。そうそう、先日近所の中華屋さんで、このドラマの筋書きを友人に伝えようと必死になっていたら、隣のテーブルの女性がじっとこちらを見つめていて、わたしの話が一息ついたところで、“すいませ〜ん、わたしもそのドラマにはまっているんです!!”って話しかけてきたんですから。女の子の秘密を共有する仲間みたいで、不思議な連帯感を感じました!
『Lの世界』未体験の方で、今回興味を持たれた方は、まず週刊女性のLiLiCoさんの記事を覗いてから、それからゆっくり情熱的に、パンドラの箱を開けちゃってください、、、!!。
鳥越俊太郎
/ニュースの職人

1940年福岡県生まれ。京都大学文学部卒。65年、毎日新聞社に入社し社会部記者に。88年『サンデー毎日』編集長。89年、テレビ朝日「ザ・スクープ」のキャスター。2001年、「桶川ストーカー殺人事件」などの報道により、日本記者クラブ賞を受賞。
鳥越さやか
/シンガー・ラジオパーソナリティ・俳優

1972年東京都生まれ。清泉女子大学英文科卒。フランス国立高等演劇院のワダユタカ教授の元で演劇を学び、同教授が率いる『劇団CAT21』に10年在籍。その間もフランス・イタリアに計2年半語学・演劇留学。2004年よりJ−WAVEやTBSラジオでパーソナリティを務める。同年フランス語で歌うシャンソンコンクールで優勝。以来、ライブコンサート、シャンソニエなどで歌手として活躍中。

