アントニオ猪木の闘言(トーゴン)

第27回 ロス疑惑(一事不再理)

 う〜ん・・・・・・、俺もこの件はまったくよくわかんないよな(苦笑)。そういえば、ロス疑惑ってのが話題になってた頃に、俺も巻き込まれたことがあったんだけどね。もちろん、まったく関係があるわけがない。にも関わらず、使用されたピストルがどうだとか、そんなことを書かれたんだよな。

「猪木に対してなら、なにを言っても許される!」

 もしかしたらマスコミはそう思ってるのかもしれないけど(まぁ半分くらい本当だ)、それにしたって限度があるぜ。こっちは関係なんてあるわけないのに、勝手にないことを書かれるんだから。ただ、もしかしたら彼(三浦和義氏)は殺人を冒していたかもしれないのに、最高裁まで争った結果として無罪放免にされたわけだから、それだけ完璧に周到に立ち回ったんだろうと思うんだよ。しかし、その割にはノコノコとサイパンに出向いてしまったがために、また身柄を拘束されてしまったんだろ?

 だけど、俺はどうしても発想を逆転させて見てしまうから、一事不再理(※一度、最高裁で刑が確定した場合、同じ案件で裁かれることはない)がどうとか、そういうことは別にして、権力が介入して事が大きくなっていくのを見ると、ここまで来たらいっそのこと(三浦氏に)逃げきってもらいたいたくなるよな(笑)。こんなことを言ってると世間から批判を浴びそうだし、遺族の方々の立場になれば、軽々しく口にしてはいけないんだろうけど。

 最近は「夢のない時代」なんてよく言われる。だからこそハプニングとして、はね除けるみたいなことが起こったら面白いかな、なんて思っちゃうよ。もちろん、傍観者として、中味がわかんないから勝手に言ってられるんだろうけどさ。

 お前が一肌脱いでやれ? いやぁ、それはいいだろう。申し訳ないけど、その件は俺と関係ないところでやってくれよ、ンムフフフ。

構成)Show大谷