Show Creator 小林 香の聞かせてください! 雑誌の履歴書

今回のゲストはカゴメ乳酸菌ビジネス・ユニットディレクター杉山喜久雄さん。大ヒット商品「ラブレ」の開発にまつわる苦労や、植物性乳酸菌の効用などのお話を聞かせていただきました。これを読むと「ラブレ」を買いに走ってしまうかも!

第9回 ゲスト 乳酸菌ビジネスユニット・ディレクター 杉山喜久雄

第9回 ゲスト 乳酸菌ビジネスユニット・ディレクター 杉山喜久雄 昭和30年7月18日、茨城県生まれ。
早稲田大学理工学部 金属工学科卒業。1978年 4月カゴメ株式会社 入社以降、飲料ビジネスの商品開発などを担当し、トマトジュースや野菜ジュースの開発・改良に携わる2004年 4月 乳酸菌ビジネスユニット・ディレクターとして「植物性乳酸菌ラブレ」の開発・導入に携わる。

乳酸菌と人間の深いつながり

小林
カゴメというと、トマトジュースですよね。私は、毎日「野菜生活」を飲んでます(笑)。ちょうど今舞台をやっていて朝から深夜まで劇場にこもることもあるので、どうしても食事が偏ってしまう。すると、身体が不純物で一杯になる気がするので。だから意識的に1日1本飲むようにしています。
杉山
では、まずご挨拶代わりにこれを3粒(笑)。
小林
これはなんですか?
杉山
「ラブレ」のタブレットです。この中に生きた菌を閉じ込めています。
小林
じゃあ顕微鏡で見たらウヨウヨ蠢いているんですね(笑)?
杉山
いえ、冬眠状態で、こんなになって固まってます。
小林
ハハハ(笑)
杉山
小林さんの腸に届くと、ジワジワと動きだします。
小林
そして私の中の不純物をやっつけてくれるんですね。乳酸菌というと、どうしても牛のお乳から出来ているとイメージしてしまいますが、杉山さんが開発された「ラブレ」は植物性乳酸菌飲料ですよね?
杉山
乳酸菌というのは、牛乳を使うからというわけじゃなくて、乳酸という酸を出す菌だから乳酸菌なんです。と言ってもまだ解んないでしょう(笑)。

小林
乳という漢字をお使いになっているところからもミルクとは切り離せないのではないですか?
杉山
乳を発酵させても乳酸は出るので、そこから来ているとは思うのですが、もちろん野菜を発酵させても乳酸菌は出ます。そうして出たのが、植物性乳酸菌です。
小林
乳酸菌はどんなふうに効くんですか?
杉山
たくさんある菌の中で1番人間と共生しているのは乳酸菌です。例えば腸壁の中に乳酸菌が100兆個もいて、腸を元気にして、免疫担当細胞や腸の細胞が口から入ってきたものを異物なのか栄養分なのかを判別する手助けをしています。
小林
頭の良い菌ですね(笑)。
杉山
他にもいろいろやってくれますよ。悪玉菌をやっつけてお腹の中を綺麗にしてくれる。あと免疫細胞を元気にしてくれます。免疫細胞の7割が腸にあると言われています。
小林
つまり、それは風邪を引かないとかそういうことですか?
杉山
そうです。やっぱ頭いいですね。
小林
アッハッハッハ。
杉山
免疫といっても解らない人が多いものですから。簡単にいえば、病気に掛かりにくいということです。後はお肌にも乳酸菌がたくさんいて、肌を守ってくれています。だからあまり洗いすぎちゃうと、かえって肌を傷めてしまうことがあります。そして、乳酸菌は女性の膣も守っています。膣の中にはデーデルライン菌という乳酸菌がいて、膣の中を弱酸性に保って細菌から守っているんです。これも洗いすぎると雑菌が増えてよくない。
小林
乳酸菌はいろいろ大活躍しているんですね。乳酸菌にリスペクトの気持ちが生まれてきました。