Show Creator 小林 香の聞かせてください! 雑誌の履歴書

第1回 ゲスト 社民党党首・参議院議員 福島みずほ

小林
ファッション誌はご覧になりますか?
福島
男性誌ばかりだとおじさん化してしまうから読みますよ。外は女だけど、気付いたら中身は男だった、なんて嫌なので。弁護士時代は「クロワッサン」、「MORE」、「with」、「コスモポリタン」をよく読んでいました。今は「STORY」を定期購読しています。黒田知永子さん可愛いわね。
小林
お子さんがいらっしゃると伺ったんですが。
福島
いますよ。
小林
「ひよこクラブ」みたいな育児雑誌もお読みになりましたか?
福島
子どもが生まれる前はよく読んでたんだけど。産まれたらとても読む暇がなくなって(笑)
福島みずほと一緒に国会へ行こう 福島みずほ公式ホームページ
小林
ブログによると、今日は何県、明日は何県と全国飛び回っていらっしゃいますね。雑誌は、どのタイミングで読まれているんですか。
福島
移動中を中心に、家でも出来るだけ読んでるかな。飛行機の中は雑誌を読んで過ごす。あと美容院かな。ただ、最近の女性誌は美白、美白ばかりで、化粧品買わなくちゃと洗脳されてしまいますよね。一つ読むと、ど〜っと疲れてしまう(笑)。
小林
お肌綺麗ですよね。
福島
もっと頑張らなくちゃと思ってるんですよ。私たち、選挙の時など、毎日鉄板のタイヤキ君になる訳ですから。
小林
人に見られる職業なので、おのずと綺麗でいようという意識は高いのではないですか?
福島
それもあるんだけど、同時に勉強もしなくちゃいけない。委員会で質問する時も、テレビに出るときも中身のために徹夜して勉強するか、見てくれのために寝るか二者なのよね(笑)。テレビ局に出るときは綺麗にメイクしてもらえるけど、国会でガンガンやってる時はボロボロな状態でインタビューだから、もう少し綺麗にして出たいと思いますけどね。
小林
参議院では与野党が逆転して、この秋はいろいろありそうですね。どのようなことをお考えですか?
福島
そうですね、民法改正選択的夫婦別姓だとか、婚外子差別とかですかね。今では別姓も珍しくなくなりましたが、法制度上はデッドロックというか、国会では苦闘の道であることは変わりないんです。だから、参議院の野党逆転で頑張りたいんですけどね。
小林
そういう活動に、雑誌は力になれていますか?
福島
もちろんです。こんな生き方もあるよねと特集したり、法律も変えようとか、裁判を記事に取り上げてくれたり。女性誌もファッションと化粧とグルメ以外に、ちょっとこんなことも考えてみようかな、という感じで取り上げてくれたりして、とても嬉しかったことがありますね。
小林
それはどの雑誌ですか。
福島
弁護士時代では、「MORE」や「with」、「コスモポリタン」、「クロワッサン」などが特に取り上げてくれた記憶があります。「クロワッサン」や「STORY」でも、ちょっと社会的なこと考えようって、環境のこととか100万人のキャンドルナイトのこととか、地球温暖化のこと考えない? などの誌面を作ってくれる。メッセージが特別な論文としてあるわけではなくて、「女性セブン」や「女性自身」も、女の生き方を考えようよ、と、記事を作ってきた。今はそういうテーマが後退して、男女共通の環境問題とかになっている。いわゆるフェミニズムというと言葉が固いけれど、肩肘はった形じゃなく、もう少し生き方考えようよ。みたいなところで読ませてくれるのがいいですね。
小林
特に記憶に残っていることはありますか?
福島
1980年代の終わりが凄く面白かった。テーマはセクハラで、女性誌と男性誌でパンッと違っていた。「日経ウーマン」「コスモポリタン」、「MORE」、「with」などの女性誌は真面目な特集を組み、働く女性のアンケートから、働く女性はこういう所で困っている、こういう所が嫌だよね、というのを取り上げてくれた。ところが男性誌の見出しがひどくて「ブスが言い立てるセクハラ」、「そんなに嫌ならズボン履け」ですから。
小林
そんなに違うんですか!
福島
88年、89年頃ですね。その当時は、「部課長必携、訴えられないための〜」などの特集が多く、これだけ違うんだなと、私はとても面白く読んでいました。今はいい意味で混在化して、このテーマもある意味取り上げられなくなったけれど、当時は新鮮だったから、それは凄く面白かったですね。
小林
私だったら、そんな見出しの男性誌に怒り心頭だったと思うけど。

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