記念すべき第一回ゲストは社民党党首の福島みずほさん。 緊張気味の小林香の前に、すみれ色のスーツで颯爽と現れた。 雑誌との関わり、大好きな映画のこと、夢をたっぷり語って頂いた。
社民党党首。1955年生まれ。宮崎県出身。
東京大学法学部卒業後、1987年に弁護士登録。1998年7月参議院議員初当選。
2003年11月より社民党党首に就任。2004年7月再選。
国会では、環境・人権・女性・平和を4本柱に据え幅広く活動中。

- 福島
- どうぞどうぞ
- 小林
- ちょっと緊張しますね。議員会館へ自分が入れると思っていなかったので。
- 福島
- そうですね。私はもうちょっと自由でいいと思うんですが、スウェーデンは裁判所みたいに自由に入れるんですよ。ところが日本は、国会議員の紹介が無いと国会や本会議所を傍聴出来ない。国民が主権者なんだから国会議員の紹介が無くても見れるようにしたらいいと思いますけどね。
- 小林
- 入ると無機質なエントランスにエレベーターがあって、乗り込んで出たら、そこも殺風景な廊下が続いていて
- 福島
- そうですね。
- 小林
- 税金無駄に使ってません、っていうPRでもあるのかな。どういう順番で部屋が割り振られているのですか?
- 福島
- よく解りませんね。以前この部屋は、共産党の先生が使っていたんですよ。両隣は公明党だったり自民党だったり。与党野党で順送りになっているのかもしれない。
- 小林
- そうですか。私は舞台の上手から下手みたいに序列があるのかなんて思ったんですけど。
- 福島
- 関係無いと思うよ(笑)。そうかな。あるかな。わかんないな。

- 小林
- 本日お伺いしたのは、雑誌についてあれこれお聞きしようと。「雑誌ネット」という雑誌のポータルサイトがありまして、そこで対談のコーナーがスタートするのですが、私がホストに指名されました。そんなことで、まずお聞きしたいのが「初めて出会った雑誌はなんですか」ということなのですが。
- 福島
- 私の雑誌の履歴は「小学1年生」が始まりですね。子どもの頃から、雑誌は家で取って貰っていました。ですから、中学生になると「中学時代」と「中学コース」。雑誌はそこが始まりですね
- 小林
- 羨ましい。うちは雑誌は禁止されていたんですよ。付録が欲しかったのに。
- 福島
- 欲しいですよね。「なかよし」、「りぼん」とか、欲しい付録ばかり。 高校生になると「セブンティーン」。そこに「an・an」、「non-no」が出てくる。当時の「an・an」は少しつっぱっるっていうか、お洒落っぽくて、「non-no」は割と普通っぽいんだろうな。1歳年上の姉が友達から借りてきて、一緒に読んだりしていましたね。
- 小林
- 東大法学部ご出身ですけれど、当時かなりお洒落な東大生だったんじゃないですか?
- 福島
- かもしれない。姉の友達が雑誌を持って遊びに来るし、従妹と一緒に、そういう雑誌に染まっていましたから。
- 小林
- 今のお仕事の原点となる雑誌はありますか?
- 福島
- 高校生の頃から弁護士になりたいと思っていたので、その頃から、活字中毒みたいなところがありましたね。大学生になって「朝日ジャーナル」を読み始めた頃から、いろいろ雑誌の幅が出てきたと思います。
- 小林
- 例えば、どんな雑誌ですか?
- 福島
- そうですね。びっくりするかもしれないけど、当時「わたしは女」っていう雑誌があったんですよ。「女・エロス」なんていう過激なフェミニスト雑誌も読んでましたね。思い出した(笑)。
- 小林
- 福島さんは、女性のために戦って下さっているというイメージが、とてもありますが。
- 福島
- ありがとうございます。
- 小林
- その当時から意識していたのですか?
- 福島
- そうかもしれない(笑)。でも、それ以上に雑誌に目を通すようになったのは、国会議員になってからですね。社民党の控え室には雑誌がたくさん置いてある。それとは別に、ここの事務所では「週刊金曜日」や「創」、「論座」、「エコノミスト」それに、「世界」も定期購読しています。政治の世界は疑惑などに敏感でなければならないので、話題が多彩な「週刊現代」、「週刊ポスト」、「週刊文春」、「週刊新潮」は欠かさず読みます。「プレイボーイ」は監視社会をよく取り上げているし、雇用問題は「エコノミスト」「SPA!」かな。原発は「週刊ダイヤモンド」。テーマによっても買いますね。廃刊になった「噂の眞相」は大好きで、最初から最後までフームフームと読んでいました(笑)。機密費とか色んなことが書いてあったんですよね。今は「ザ・ファクタ」ですかね。
- 小林
- 本当に活字中毒でいらっしゃいますね。
- 福島
- 「ザ・ファクタ」は、普通に出ないようなことが取り上げられていたりするので、「噂の真相」亡き後に読むようになりました。それから「ダカーポ」かな。なかなかいい特集があったのに、年内で廃刊とは残念ですね。

